それはいきなりの出来事から始まった

   「ガイ〜!私をケテルブルクのカジノまで連れてって〜♪」
   「うわっ!!こっ、これ以上近づくなぁっ!!(泣)」

その時後ろにいたティアがドンッ!とぶつかってしまい、運悪く池の中へ…

「・・・・・」
「ティア、ごめんってば〜」
「別にもういいわよ」
「悪かった、ティア。でもビジョ濡れのまんまだと風邪引くぜ?」
「そうね・・・」

「では少し遠いですが、町へ戻りましょうか?」
「いいえ、大丈夫です、イオン様。日当たりがいいのですぐに乾きます」
「そういうわけにはいかねぇんだろ。例え風邪引かなくても他の病気にでもかかったら大変だろ」
「ルーク・・・」
「ルークってば相変わらずティアにだけは身を案じてるね〜。ティアってば幸せ者〜♪」
「なっ・・・!///」
「な、何言ってるの、アニス!!///」
「アニス、二人をからかってはいけませんよ」
「はーい、イオン様〜」
「ではやはりティアの服を着替えるために宿屋に戻った方がいいかもしれませんね」
「でも今から戻ろうとすると日が暮れてしまいますわよ?」
「そうだな。なら次の町に着くまで俺達の服を貸すっていうのはどうだ?」
「みんなの?」
「それはいい考えです。では説明役の案でいきましょう。」
「説明役っていうな!」


ってことで、仲間の誰かがティアに服を貸すことに・・・

まずはナタリアから

「ナタリア、あなたの服を貸してはどうです?身長も近いですし・・・」
「それが、今日の朝宿屋で私の服を全て洗濯してしまったのですわ。今もまだ乾いてないのですし・・・」
「同じく俺の服も偶然見かけたナタリアに頼んで全て洗濯してしまったんだ。もちろん全部乾いてない」
「ではナタリアとガイは駄目だということになりますね」
「申し訳ないですわ」
「すまない」

次にジェイド

「次に私の服のことですが・・・、かなり丈などが高めなのであなたが着てもブカブカするだけでしょう。
 なのでお勧め出来ませんね」
「ってことはティアより身長が低い私の服も合わないから無理ってことになるね〜」
「そうだな。特に胸のあたりとか」←(悪気なし)
「煤I!」


アニス、トクナガ巨大化!!

「余計なことを言う説明役はほっときましょう。それより次はあなたの番ですよ、イオン様」
「え?僕のですか?」
「はい」

ガイ、トクナガの巨大足に踏まれる・・・

(イオンの服を着たティア!!??)

「うーん、確かに予備の服がありますが、アニスが間違って洗濯してしまい、
 今はかなり服が縮んでいて・・・」

(かなり縮んだイオンの服を着たティア!!!???)

「このままでは着れないので捨ててしまい、今はないんですよー」
「そうですか・・・」

ルーク、ガクッ

「・・・・・」(ジェイド呆れ)

「はいはい、愛しい彼女のあの姿が見れないからってそんなにガッカリしないで下さいよ、ルーク」
(狽ーっ、ばれてる・・・!)
「そんなことよりあなたが最後の番です。服、ありますか?」
「え?あ、ああ、俺のバッグの中にあるけど・・・」


こうしてティアはルークの服を着ることに


数分後・・・

これからどうするか、話し合っている男性陣
その時後ろからアニスの声が・・・

「はぁ〜い、お待たせっ♪ 皆、出来たよー!!」
「アニス?」
「もう終わったのか?」

ルークの服を着たティア登場

「どおどお?結構いい感じでしょ!?」
「意外といけますわよ、ティア♪」
「そ、そうかな・・・?///」
「そうですの!あまりの美しさにミュウは感激ですの!」
「似合ってますよ」
「あ、ありがとう///」

「いいですね、見た目も悪くはないですし」
「そうだな。しかし男の服を女が着ると意外と似合うのがあるんだな。なぁ、ルーク」

ルーク、いつの間にか向こうに

「ルーク?」

「い、いや・・・!なんでもねぇよっ」
「大丈夫か?声が震えてるぜ?」
「なんでもねぇって!!!」
「ガイ、ほっときましょう。あれはただ気になる異性の新鮮な姿を見て興奮しまくってるだけなのですから」
「ああ〜(納得)」


こうして仲間の無事(?)に至ったってことで、旅を再開することに



途中、モンスターと遭遇して戦闘開始!!

「さぁ、敵ですよ、皆さん! 戦闘準備はいいですか?」
「おう、いつでもOKだぜ!」
「いつでもかかってきなさいですわ!」

「行きます! セヴァードフェイトっ!!」

ティア、ジャンプして敵に目掛けて三本の短剣を投げつける!

「煤I?」


無事着地した瞬間、ティアの胸が揺れる
それをバッチリ見た男性陣は動揺を隠せない(一人除いて)

戦闘終了!


「ふう、なんとか勝ったわね。皆、大丈夫? ・・・って、買求[ク、ガイ!?」
「え?え〜? なんでぇ?ここにいる敵はあんまし強くはないのに〜?」
「大丈夫ですよ、アニス。これは大人の問題ですから」
「???? 大人の問題・・・ですか?」
「大佐、どういうことですか?」
「まぁ、男の性ってもんです。お子様二人と鈍い軍人には分からない問題です。
 いやぁ、悲しいもんですねぇ」
「「「????」」」
「・・・それで、この二人はどうしますの?」
「本当はほおっておきたいところですが、この先の戦闘から生き残るために必要な盾(生贄)ですからね。
 このままにするわけにはいきません。ってことで前の町に戻りましょう」
「ええ、それがいいですわね。それにティアの服も元の服に戻さないとルークとガイが身持たないですし・・・」
「え?何故?」
「こっちの問題ですわ、ティア」
「・・・一体なんの問題なの・・・?」


鈍い軍人は結局その問題は分からずじまい(お子様二人も)



ってことで仕方なくルーク達はせっかくの案がパァになって、結局前の町に戻ることになりましたとさ。

オチなし!! やっぱり慣れないことをするもんじゃないな、これって(汗)

いろんなサイト様のところへ行っては、よくルーク服を着たティアのイラストが見かけますvv
それを見て(*´Д`*)ハァハァと萌えまくる俺がそこにいたりして(笑)
俺も描きてぇ、俺も描きてぇという念願がついにここで叶いました〜♪
・・・オチはあれだけどさ・・・(ボソッ)
ちなみにジェイドのいうお子様二人っていうのはもちろんアニスとイオンのことです(笑)
いくら大人な子供でも分からない所がいくつかもある筈なので、まだ純粋だと思っとるのですよ、俺は(^ω^;)
なのでアニスとイオンはまだ純粋な子供です〜(ティアもある意味純粋な子供・・・・)

PS版TOSのロイドとコレットのおそろいコス称号、是非にでもルークとティアにもつけてほしかった!!
いや、マジで!!なんでヌェーんだよ〜!!_| ̄|●<765のバカヤロォォォォォ・・・
もしなんとか版で出すっていうんなら是非にでもつけてくださいよー!そうすれば喜ぶから!
あと出来ればロードも短めにすればかなり助かるかも(^^;)


実はまだ続いてたりする(笑)


(2006/3/2)