■ 百鬼丸とどろろとの出会いの編 ■

+劇場版『どろろ』のハチャメチャな感想 【百鬼丸とどろろの出会いの編】+

※注意事項

管理人は生まれつきで耳が聞こえないため、ストーリーの流れは完全に理解しておりません
+現在では、様々なサイト様の感想及び、4回の鑑賞してきたのでだいだいは分かってきた様子。
+しかしやはり映画「どろろ」の台詞は全て分かってるわけではないので、映画のそれぞれのシーンでの台詞は
 小説に載っていた台詞を合わせてみたいと思います
+よってここは映画のみならず、小説のネタバレも含んでおりますので注意です。
+劇場版「どろろ」ナビゲーター序章DVDネタバレもあるので注意ー
+んでもって百鬼丸が好きですvv
+どろろが好きですvv
+むしろ百どろが好きですvvvv
+たまには真面目に自分の考えを述べる時もあり
+それでもよければ下へスクロール!

◆戦場◆


+いきなり真っ赤な視界から始まる
+・・・かと思えばそこは戦場だった
+すなわち人の血がこの辺りに散らばっていたのだ
+赤き甲冑を装備した兵士によって殺された黒き甲冑を背負っている数多の兵士の死体
+生首。腕だけ。矢や槍に貫かれて死んでいった遺体。夥しい血の海
+これが戦場
+そのおぞましい戦場でなんとか生き残った黒き兵士が逃げる!
+しかし結局は赤き兵士からの数本の槍が胸へと貫かれてしまう
+立ったまま死んでいった黒き兵士と赤き兵士をバックに、倒れていった無数の黒い兵士が視界のほとんどを染める
+それが映画「どろろ」の始まりの場面でした。



+うお〜〜〜!!!!!



+とりあえず叫んでみる。同時にに上手いっ!と思いました
+戦いを終えた戦場はもはや絶望的な雰囲気を漂わせ、なおかつたった一人だけの敵でも全く容赦のない惨い殺し方
+さらにたくさんの死体を見せることによって、たくさんの命が散っていくことがこの時代では当たり前だと思わせるほどの絶望感
+どれもこれもその時代はどんな時代なのか?という疑問をすぐに返答するような場面でした。
+戦国時代?と思えば、どうにもこれから始まる展開を見るからには架空的な時代っぽいでした
+ただその時代はこういう絶望だらけな世界なのだと、それだけは確実
+そんな時代でこれから出会う百鬼丸とどろろ。
+一体これからどんな展開を見せるのでしょうか?





◆地獄堂◆


+場面は変わって場所はあの有名な『地獄堂』。
+映画を観る前に原作やゲームを見た(した)ことがある方なら絶対知っているあの場所です。
+その地獄堂の中へと入る、数多の矢に貫かれても、それでも前へと進む執念だらけの落ち武者とその場に居合わせたお坊さん。
+おおっ、お坊さんはともかく(おい)、あの目がぎらりと睨んでいる彼こそが醍醐景光ですな!
+あの息子である百鬼丸を自分の野望のために躊躇なく48の魔神に授けたという、非道な醍醐景光がついに登場しました!
+思えば彼がそこに行かなかったら、百鬼丸は普通の人間となって醍醐の跡継ぎしてたかもしれない
+またどろろもそこまで天下を取ってはない醍醐に全てを奪われることもなく、そのまま両親と共に幸せに暮らしてたかもしれない
+しかし醍醐がいたからこそ、百鬼丸とどろろは出会い、さらに人間にとって失いつつある『生きる』ということの大切さを知ることが
 出来たかもしれない。
+そう思うと醍醐の存在が「どろろ」にとって重要な存在ってことになるんですよね、うーん。

+・・・と、すいません、話逸らしてしまいました ●┓ペコリ
+『地獄堂』へと入った醍醐はそのままお坊さんとお別れし、そこに存在する48の魔神へと語りかける。
+その時何言っていたのか分からないけど、おそらく序盤の戦に居合わせていた時の恨みと復讐のために己に力を貸せ!とでも
  言った様子。
+背中に刺さっている矢を無理矢理引き抜くその演技がまさしく怨念をこもっているような素振りでした・・・!
+さすがは中井さんです!
+すると後ろにぽとっと身体が真っ二つされていた鼠が落ちてきました
+思わず刀を構える醍醐。
+それもまた何言っていたか不明でしたが、原作や小説から見ると多分『お前の子を渡せ」とでも言った模様。
+それを受け取る醍醐はついに48の魔神と契った証として頭上から墜落した雷を額へと浴びさせられます




+イナバウアーのポーズで!(違います)




+父ちゃん、頑張ったんだよ?うん、凄いよ、お父ちゃん。ああ、凄いなオヤジ。ええ、あなたたくましかったわvv(by醍醐家族)
+あれってどうやってこのようなポーズとったんやろか?(゜Д゜;) 
+つか中井さん身体そんなに柔らかったっけ?
+俳優であるならば、これぐらいの柔軟的なポーズにはどうってことないのかもしんない。
+マジで俳優はカッコええやんけ・・・(尊敬)
+話を戻し、48の魔神から契約の証として十という文字を額で受け取った醍醐景光。
+異様な雷の音で不審に思ったからなのか、お坊さんが駆けつけます。




+見ぃ〜た〜なぁ〜〜〜〜(イナバウアーのポーズのままで)




+それを見て思わずヒィっした俺
+ともかく、48の魔神と契りを交わしたのだと知ったお坊さんはそのまま醍醐に斬られます。
+絶命でした
+つーか首を斬るのではなく、肩から斜めで斬るなんて・・・(汗)
+首斬られるより怖いですよ、それ;;
+共に『地獄堂』がいきなり湧いてきた炎に包まれます。
+その中でこちらへと見つめる醍醐。
+こうして見るだけでも鳥肌が立ちます。
+これで醍醐を止めるものがいなくなったと思わせるような感じだったので、これからどうなるのかは明白なため
 怖かったからかもしれません。
+うむむ、この演技も見事なり!憧れちゃいそうです・・・、中井さん・・・!
+そういえばゲーム版も『地獄堂』が燃えるというシーンもありましたね。原作もED辺りに『地獄堂』が燃えたって書いてあったし。
+『地獄堂』を燃やすっていうのは48の魔神を解放させたというのを思わせるためだったのかもしれないっス


+・・・あれから20年という月日が流れた





◆20年後・荒野◆


+もはやその辺りは人気が全くなく、あるとすれば人の頭蓋骨がそこら辺に散らばってるだけの荒野。
+そこへと歩んでいる異国的な外套を頭まで纏った人間が登場します。




+百鬼丸+妻夫木 聡=妻夫鬼だぁー!!




+妻夫鬼・・・下手すれば妻夫鬼が“殺人鬼”に見えなくもない(言ってはならんことを)
+渋いっスよ、外套を羽織った妻夫鬼さん!つーか顔までかぶってるから顔見えないんスけどね;
+実に言うと、妻夫木さんのことを覚えているのはあの有名な「ウォーターボーイズ」だけだったりする;;
+つか、むしろアフロさん(役者名知らないです;)の方が印象的だったんで、妻夫木さんのことは覚えてなかったんです;
+二回目の映画(ウォーターボーイズ)でようやく主人公を見たって感じでした; 
+当時はまだ少年っていう感じだったんで、その方がまさか百鬼丸を演じていたとは全然気付かなかったくらいでした。
+今ではすっかり青年ですしね。(26歳だっけ?)
+柴咲コウさんも覚えているのは映画の『着信アリ』だけでした;
+しかもそれを観たのではなく、映画広告のみでした;
+芸能界に疎いにも程があるよ、俺・・・_| ̄|●
+さらに言うなら多宝丸を演じてる瑛太さんも2回目の映画(どろろ)を観終わってから、どっかで見たことあんなーと考えたら、
 「あっ、あの『のだめカンタービレ』ドラマを演じてた金髪兄ちゃんじゃーん!?」と今頃気付くほどの鈍さを
 発揮してしまいました(すんなや)
+さらにさらに言うなら、妻夫木さんも柴咲さんも瑛太さんも前にはオレンジデイズというドラマで共演していたことも
 あったじゃーん!?とこれもまた2回目で気付くこともありました(大汗)
+ってことはその三人は映画「どろろ」で再びの共演ってことになるんじゃ・・・!
+おお〜!と運命的な再会ぶりに思わず感激せずにはいられませんでした(鈍感であることを何気なく誤魔化す自分)
+ちなみにこれを打った後、すぐにオレンジデイズサイトへ行ってきました(笑) 五人メンバーが写真撮ってきたページが
  とても楽しかったように見えたので微笑ましいくらいでしたvv 櫂さんと沙絵ちゃんがかっこ可愛いです♪


+そういえば百どろが好きな方がいらっしゃいますが、何故か映画版では百どろには描きにくいというのが多かったみたいです。
+理由は妻夫木さんと柴咲さんの仲がいいから(友達か恋人としてのどっちかは分からないけど・・・;)らしいなので、
  イメージが湧きにくくて、くっつきにくいだそうです。
+でも妻夫木さんと柴咲さんのことをあんまし知らない自分にとっては中々それに対しての実感が湧かなかったりorz
+むしろ今は妻夫木さんと柴咲さんとの関係としてではなく、百鬼丸とどろろとしての関係として意識してますので
  さほど問題はなかったり
+・・・と言いつつ、妻夫木さんと柴咲さんのCMなどが見たら「うあー!」と悶える傾向があったりする(矛盾してます)


すいません、また話を逸らしてしやいました ●┓ペコリ  話を戻しましょう。
+外套を被った百鬼丸は村へと目指す一方、錆びれたような村へと場面切り替わります。
+そこには百鬼丸がいた骸骨だらけな静寂な荒野とは対称面に賑やかな場所でした
+しかしやはり時代がその時代らしく、女性は生きるために身体を売り、また男性は生きるために強盗となって盗むという
  雰囲気が思い切り晒していました
+さらに両親に売られた子供が格子の中に入られて、これから売られるだろうという場所へ運ぶのもありました

+ううっ、これを見てるとこちらもだんだんと辛くなってきます・・・
+今の世が幸せなだけに辛いです。まだまだ未熟ですな、俺・・・orz
+と、そこで路地と路地の間に体を藁で包まっている人間が登場!




+どろろ+柴咲コウ=柴咲どろだぁー!!




+おふぅ・・・っ!(悶)
+すいません、すいません、実に言うと原作を見てからはどろろが一番好きなのですよ
+だからこそそのどろろが実写となって出てくるともう・・・!
+てか!野盗らしき男性が路地にいる娼婦を絡んでるのを見逃さないかのようにじっと見つめるどろろの顔がめっちゃ
  
可愛いんですけど!?(どきどき)
+そういえば原作やゲームとは違って、映画のは思い切りいろいろとアレンジしてますね
+例えば原作では百鬼丸とどろろは子供なのに、映画では二人とも大人になってるとか
+原作を重視している方々にとってはどろろを子供から大人へとアレンジした設定に怒りを憤るのかもしれない
+百鬼丸はともかく、あからさまにまだ子供などろろがいきなり大人になっちゃうと躊躇を覚えてしまうかもしんない
+うん、確かにその点ではどろろのイメージが崩れた!という先入観が大きいかもしれないですね
+でもそれを実写に表すだとするなら、どろろを子役にしてしまうとどうしても感情が年上である百鬼丸へと移しがちに
  なってしまうかもしれない
+喜怒哀楽や自然体な演技をするのに、子役がやるとどうしてもわざとらしく見えてしまうんで;
+またいろんな経験を積んできた大人の方がいろいろと理解してるからそっちの方がいいかもしれません
+実際に4回も映画「どろろ」を見てきたんだけど、やっぱりどろろ役は柴咲さんでよかったなぁと思ってますし
+もしどろろ役が子役だったら百鬼丸の心臓を突き刺すシーンとか、百鬼丸との微妙な関係さも表すことが出来なかったと思う
+あと百鬼丸への股座蹴りも(笑) まずあの身長差にゃ無理でしょうしvv


+・・・煤i゜Д゜;) ハッ! また話を逸らしてしまってすいませんすいません! ●┓ペコリ
+娼婦を絡んでる野盗をスリの獲物として捕らえた柴咲どろは颯爽と前へと進んでいった野盗へと進みます
+わざとらしくぶつかってその隙に路銀を盗む柴咲どろ(・・・もう妻夫鬼だの、柴咲どろだの、そういうのはめんど混乱するので
  こっからは百鬼丸とどろろにしときます)
+「何ぶつかってんだよ!」とキレ気味な野盗(当たり前か)
+どろろの必殺技の「やべぇぞっ!にげろっ!」発動(笑)
+そしてあっさりとひっかかる野盗。その間にそそくさと逃げるどろろ
+どろろがいなくなったことで、早速と路銀がないっ!と気付く野盗




・・・って野盗達のうちの一人が劇団ひとりさんじゃん!?煤i゜Д゜;)




+どうりでどっかで見たことがあんなーと思うわけだ(気付くの遅っ!)
+てなわけで路銀を盗んでいった泥棒を追いかける野盗とどろろ。

+そして舞台は洞窟らしき酒場へと切り替わる
+煌びやかに踊る露出度の高い女性達とそれを見ている輩
+・・・苦手そうな場所です;;(俺にとっては)
+そこに居座っている輩へ向かって馴れ馴れしく接してるぼろぼろな中年が登場
+手相を見せてやるよ、と半ば強引なやり方であちこちと輩と話し合いながらブン投げられながら謝りながらも進みます




+って今度はきたろうさんじゃーん!!煤i^ω^;)




+どうしてこう俳優のみならず、芸能人までもが演出してるんだろう;;
+でもこんな風に知ってる芸能人が出るとなんか嬉しいのでさほど問題はなかったりvvv
+そしてついに手相見きたろうさんはずっと向こうの隅に座っていた外套男(百鬼丸)へと近づきます
+同時に百鬼丸の左手を掴んだ時に言葉を放つ        
    ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  
+「・・・何だい、こりゃ。・・・・・お前、こりゃ、とっくに・・・・・・・・・・死んでんじゃねぇのか?」
+それが合図でした
+今まで踊っていた踊り子は左右へと分かれては、奥の方から奇妙なお面を被った女性が現れます
+それを見た百鬼丸はついに立ち上がります!
+おおっ!ついに戦闘ですかぃ!(アクション好きvv)
+美しい踊り子が出たってのに、いきなり湧いてきた百鬼丸の登場で不愉快を覚えた輩が邪魔します
+しかし小さい頃から鍛えられている百鬼丸にはそこらへんの腕には全く通用しません
+あちょー!とやられちゃった輩(笑)
+てか!百鬼丸かっこいいっスよー!
アニキと呼ばせてください!!
+んでもってどろろのことを
アネキと呼ばせてください!(そう言ったらどろろに怒られそうだけど;)
+大丈夫!俺は全然百鬼丸とどろろの進展を邪魔するつもりは毛頭ございません!
+むしろ
百どろ親衛隊として木の隅からこそっと二人のことを暖かい目で見守るつもりですから!!(力説)
+すいません、すいません、思わずつい百どろ語ってしまいました;;
+本編へ
+三、四人かがりだというのに全く通用しなかったのを見た別の輩が前へ出てついに刀を取り出します
+そしてそれを百鬼丸へと振り下ろす!
+しかし元々本物ではない義体である左腕は刀に貫通されることはなく、直前に押し止(とど)めます!
+同時にすらりっと原作と同じように、左手が取れ、ついに『百鬼丸』と記した由来のある妖刀が現します!
+原作どおりだぁー!(当たり前です)
+こっからはウロ覚えです;(すいません)
+刀を持った輩からの攻撃を回避した百鬼丸は親玉っぽい踊り子へと目掛けて飛びます!
+同時に『百鬼丸』で踊り子が被っていたお面を一閃!
+ぱかっ
+すると割れたお面から現れた美しい曲線の足とは裏腹に似つかわしくない異形な顔が!
+・・・・MASKデスカ?(コメディ映画ですv)
+きゃあーっ!?とそばにいた別の踊り子達が叫ぶ
+同時にいよいよ魔神VS百鬼丸という戦闘が始まります!
+正体がバレちまってはしゃーない
+そんな感じ(どんな感じだよ)だったので、仕方なく異形な顔をした踊り子は上へと飛んでは完全な魔神として降りてきました!
+うっわ、蜘蛛じゃん!正体は蜘蛛だったんか!うっお!蜘蛛だよ!!(興奮気味)
+あ、よく見たら運悪く着地した瞬間に蜘蛛の足に刺されちゃった輩が・・・煤i−■−;)
+現実ではありえない魔神とそれを目にしても全く怯まない百鬼丸と逃げまくる輩と踊り子
+手相見きたろうさんも逃げちゃったのだろうか。また会えるかなぁ
+ようやく二人(正確は一人と一匹)に
+邪魔者がいなくなったことで暴れ放題だ!と言わんばかりにヤシガニ蜘蛛へと襲い掛かる百鬼丸
+ヤシガニ蜘蛛と百鬼丸との対決が激しくぶつかり合う!
+卓からヤシガニ蜘蛛へ目掛けてぐるぐると回る百鬼丸を見て、ゲーム「どろろ」の技を思い出しました(笑)
+きっと俺以外にもゲームをしてた方々にはこう思ったはず!
「あっ、△ボタン(強攻撃)だ!」って(笑)
+ヤシガニ蜘蛛からの攻撃をギリギリ避けまくる百鬼丸がすっげー!
+これは目で見てるんじゃなく、心の目で見てるから分かるんだな!
+あとなんか失礼ですけど、ヤシガニ蜘蛛からの攻撃とそれを回避する百鬼丸とのタイミングが少し微妙・・・;
+それと百鬼丸、ワイヤーを使ったアクションをしてたみたいなので中国か韓国らしきのアクションっぽい?
+(ちなみにあとで調べたら(つーかパンフで)、アクション監督のチン・シウトンさんが協力してくれたそうです。香港らしいです)
+ヤシガニ蜘蛛からの蔦みたいな細いそれを卓を壁として隠れている百鬼丸へと突き刺さります
+しかし体のほとんどが本物を取り戻してないため、貫かれてもすぐに復活します
+つーか傷となった箇所が泡ふいてふざがるっていうのを3回目ので気付いたりして(気付くのおっそ!)
+傷口が塞がったことでヤシガニ蜘蛛へと向き合う百鬼丸
+と、そこで再びとどろろへと切り替わります
+ヤシガニ蜘蛛登場で逃げ纏う輩が洞窟から出ていく反面、ちんぴら達から逃亡中のどろろがその中へ
+そして少しの後にちんぴら達が遅れて登場!
+2、3人はどろろが逃げた方向とは逆方面へ
+それに対してちんぴらさんだけは勘だけで見事にどろろが逃げた方向へ向かいます
+なんて鋭いやつなんだ!煤i^ω^;)
+ちんぴら達からの追っ手を振り切ったと思ったどろろは洞窟の中で盗んだ路銀をこそっと取り出しては確認します
+すると向こうから変な音が
+その奇怪な音に警戒したどろろは路銀を懐へ納め、おそるおそると音がした方向へ
+しかしそこは何もない
+ただそこにあるのはざんざんと暴れまくった跡だけ
+同時に見慣れないモノが目に映った
+それが百鬼丸が外した両手の義手だった
+それを見たどろろは驚くと同時にヤシガニ蜘蛛とそれに乗った百鬼丸が彼女の目の前へと降りかかる!
キター!!煤i゜∀゜*)





+百鬼丸とどろろ(+α)との出会いの瞬間が!!





+・・・と思ったら百鬼丸の攻撃によって絶命したヤシガニ蜘蛛が爆発霧散し、びしゃあ!と赤い血らしきのが卓や壁など、
  そしてどろろの全身を浴びさせてしもーた!
+せっかくの百鬼丸とどろろとの出会いがこれかいっ!?煤i^ω^;)
+だがそれが百鬼丸とどろろらしいっ(どっちだよ)
+ヤシガニ蜘蛛を退治した百鬼丸が着地すると同時に義手で刀納めるシーンがかっこいいっ!
+てか、どうやって義手を降らしてきたんだろう・・・?
+ともかく、無事にヤシガニ蜘蛛を倒し、あちこちと散らばった血は「幽」と消え去ります
+それでもどろろは目開いたまま動きをしない
+全てを終えたと確認した百鬼丸はその場に屈んでは、今まで地に屈してた義手を拾い、それを文字通りに鞘として刀をおさめます
+するとぴったりとくっついた刀と鞘(義手)の間にあった切れ線は泡が出てきては、その線が一瞬なくなります
+それを見た俺は思わず“おぉ〜!”と驚きました
+だってそういう流れがあまりにも自然だったんで!さすがはCGのプロだよ!
+ちなみに劇場版どろろナビゲータ序章DVDによると、本当に義手をおさめるシーンと義手をおさめるフリをしたシーンを
  見事に繋ぎ合わせたそうです。
+マジですげぇじゃんかよ、それっ!
+すると向こうからナイスタイミングなのか、バッドタイミングなのか、ちんぴらさんがどろろをハケーン
+「おう、こらぁっ!」と言わんばかりにどろろを背後から持ち上げる!
+セクハラー!どろろに何しやがんでぇ! 煤_(`Д´)/




+それを見た百鬼丸も黙ってませんよ!!ゴルァッ!




+ああ、せめて嫉妬に駆られた百鬼丸がそのままちんぴらさんの頬を殴ればいいのに・・・!
+んでもってさりげなくどろろを抱けばいいのに・・・!
+\(`皿´)/ キー!
+妄想も程ほどに。
+路銀を奪い返そうとするちんぴらさんとそれに対して抵抗するどろろ
+そんな二人の前に立ち上がった百鬼丸は『めりっ』という音と共にその場で崩れ倒れます
+骨が折れる音でもなければ、肉が裂ける音でもない
+ありえない音に違和感を感じたちんぴらさんとどろろは百鬼丸を見やる
+呻きながらも地でもがく百鬼丸
+すると右脚がぽろっと取れます!
+キター!煤i゜∀゜*) あの恒例になっている百鬼丸の部位が生まれ生える瞬間が!
+原作ではいつの間にか生えてた
+ゲームでは骨格、筋肉、神経、皮膚と共に順番で生えてた
+では映画ではどうだろうか?
+そう思ったら肉塊がどんどんと伸びてきて生えてきたって感じでした
+今までにないパターンだったので新鮮!
+こうして百鬼丸は右脚を取り戻しました
+と、そこで小説には気になる文章が!


+『 どろろは―どこからか、微かに百鬼丸の叫び声を聞いた気がした。
   百鬼丸の方からでもあり、また自らのうちからでもあるような、奇妙などこかから 』



+え・・・?これってもしかして原作では消去され、またゲームでは実は
どろろは百鬼丸の部位によって生まれた(ネタバレなので
 反転)っていうアレですかぃ!?
+おおっ、そ、それなら期待してもいいってことですか!?
+どろろの正体を知った百鬼丸が動揺すんのと、「出来ないッ!」とどろろへの大切さを知るシーンがあるってことを!
+うあー、これはマジで楽しみス!
+話を戻します
+本物の右脚を取り戻した百鬼丸を見たちんぴらさんとどろろは驚きを隠せない
+同時に「コイツ、錆岩の・・・!? 義足だったのか・・・!?」とつい声出してしまうちんぴらさん
+もちろんそれを聞き逃さないどろろ
+すると義足だったそれはヒビが入り、ぼこっと崩れ落ちます
+まるでもう二度と復活しないかのように
+右脚の生まれ生える痛みを耐えた百鬼丸は起き上がり、まだ固まってる二人の方向へ
+そんな彼から逃げようとするどろろと、「逃がすかっ!」と言わんばかりにまた彼女の腰を掴むちんぴら。




+「触んじゃねーっ!!」 by百鬼丸(&俺)




+いや、それ以前に何も言ってないから。百鬼丸は。煤i^ω^;)
+ともかくまたもやちんぴらに捕まえられたどろろは暴れようとするが、百鬼丸がすでに目の前へ来てしまったので、
  つい反射的に前腰に装備していた短刀を取り出しては前へと構えます





+ちんぴらは女を盾にして、なおかつ逃がさないようにしっかりと腰を掴んで
  押し込んでいました。






+情けヌェー ┐(´Д`)┌
+男としては失格だよ、ちんぴらぁ
+しかしそんな二人を前にしても、全く怯まず、襲い掛かることもしない百鬼丸
+・・・かと思えば力任せに右目をもぎとります
+右目を取ったことで、目玉があったそれは奥が見えないほどの暗闇がぽっかりと開いてました
+同時にある言葉を言い放つ
+百鬼丸「何に、見える・・・・・・?」
+白い目玉を手のひらを置いてるのを凝視するどろろは思わず目開く
+またもや彼からの発する言葉
+「お前らには・・・・・俺は一体、何に見える・・・・!?」
+なんかそれって自分が自分自身を嫌悪するような、もしくは自虐的な感じに見えました
+そこまで追い詰められてるんだね、百鬼丸って・・・。・。(/Д`)
+でも大丈夫だよ、百鬼丸!もうどろろと出会ったんだからっ! 

+話を戻し、あざ笑うかのような右目のない百鬼丸を見たどろろとちんぴらは思わず悲鳴を上げる!
+月夜
+百鬼丸がいる洞窟から逃げるどろろは一緒に逃げたちんぴらを少し離れた場所で引き止めます
+百鬼丸とは一体何者なのかを知るために。
+思えばこのような出来事がなかったら、どろろは決して百鬼丸に興味を持つことはなかったかもしれない
+そう思うとヤシガニ蜘蛛に感謝!!(もう死んじゃったけど)
+ちんぴらの話によるとどうやら会った場所は錆岩という、巨大な岩だらけの荒野だったそうです
+そこで血を浴びた上半身裸の百鬼丸が構えを解いてはこちらへと見る
+その時が百鬼丸とちんぴらとの出会いだったそうです。
+つーかなんで上半身が裸・・・?(血を明らかに表現するため?)
+そしてなんでちんぴらがそこにいたんだろう?(旅の途中?)
+ともかくそんな経緯を聞いたどろろは再度話しかけます。左手にあったあの刀とは?だそうで
+しかしそれに対してなーんにも知れないちんぴら
+それを聞いたどろろは役立たずだと判断したのか、わざと逃げた方向へ勢いよく見上げます
+(えっ!?百鬼丸が来たの!?)と言わんばかりにあっちへと向くちんぴら
+そして、出ました!




+どろろの得意技、『股座蹴り』を!!




+記念すべきの一回目です(笑)
+金的蹴りされたちんぴらはその場で悶える
+それでも容赦しないどろろはうずまくちんぴらをどーんとそこにあった果物や箱の方へと押しやります
+もはやボロボロです(^ω^;)
+捨て台詞を吐いたどろろはあちらの方へ。ちんぴらはがくっとな。
+そういえばそこもまたナビゲーターで見たことなんですけど、劇団ひとりさん、その時に肘が擦りむいたそうです
+ご愁傷様です;;
+ちなみにその後、琵琶法師に会うまでの展開が小説に書かれていました
+琵琶法師への方向にいた婆さんに向かって銅銭を握らせる百鬼丸と、野盗から奪った毛皮を被せるどろろ。
+な、なんだぁ、この二人の優しさはっ!! 煤i*´Д`*)
+思わず惚れちゃいそうでしたよ、マジでvvvvvvv


+そしてついに琵琶法師と再会を果たす百鬼丸
+きっかけは琵琶の音が、切、と一つ響いたためだった
+出た出た!琵琶法師さん!
+原作どころが、「ブラックジャック」までもが友情演出(?)となってる重要な人物が!
+原作では百鬼丸の師匠となってるっぽいけど、映画ではどうだろう?
+少なくとも親しい間柄ではなさそうだけど・・・(百鬼丸、怒ってるっぽいし;)
+『百鬼丸』がある左手を突き出す百鬼丸を見るからには、二人の間はこの『百鬼丸』に関係があるっぽい
+と、そこでどろろが登場!でも隠れる(笑)
+百鬼丸と琵琶法師との微妙な会話が続く
+そして最後に「・・・御苦労なことよ」という発言を放つ琵琶法師
+それに対して怒りを覚えたのか、「お前に、何が解る・・・・!?」と静かで、荒い言葉を出す百鬼丸
+もうその場にはいたくないと思ったからなのか、静かに去る百鬼丸
+そんな百鬼丸でも止めようとはしない琵琶法師
+そして酒(?)を飲もうとした琵琶法師の前に、どろろがニョキッと出てきますvv
+意外と前から知り合い?
+・・・と思ったら琵琶法師が語る物語を聞くだけの関係だったっぽい
+金は払ってないけどね;
+百鬼丸に興味を覚えたどろろは琵琶法師の隣に座っては、「あいつは何者なんだ?人か?バケモンか?」と詰め寄ります
+すると琵琶法師がある物語を語り始めます
+それは長い長い物語





◆百鬼丸と寿海との出会い◆


+とある、緑だらけな葦原で歩む呪い医師がいた
+名は寿海。
+薬草をとるために川の近くにいた寿海は流れてくる盥を見つけます
+おぉう!まさしく原作やゲーム通りの展開ですな、これ!
+(何だ?)と興味を示した寿海は流れていく盥を追いかけます
+この行動がたまらなく好きですv ああ、こうやって会ったんだって、そう思うんで。
+そしてやっと盥を拾った寿海は白い布を手にとっては開こうとします
+ついに見(まみ)えるそれを見た彼は驚きを隠せない
+思わずバッと白い布を元に戻します
+同時に回りを見回します
+ああっ、こういうのも分かる気がします・・・!また寿海は普通の人ではないと思っちゃいましたよ
+普通の人だったら、その場で悲鳴をあげて逃げるっていうくらいなんで
+いい意味で普通の人ではないのは確かです。好きになりそうですよ、寿海さん・・・!
+覚悟を決めたかのように、再びを白い布をとってはそれと見(まみ)えます
+奇怪な赤子
+それが百鬼丸だった
+目や鼻、口、耳、そして四肢が全くない穴がある赤子を見て、俺は思わず絶句しましたよ、ええマジで
+だって目の前にあるそれが本当にそこにあるんだってそう思わせられたんで
+リアルすぎっつーか、凄いっつーか・・・(混乱)
+懸命泣こうとする赤子を見た寿海は何かの情が湧いたのか、それを持って小屋へと連れ帰ります
+お粥とは言えないが、それでも栄養があるのは確かな飲み物を百鬼丸に飲ませます
+それを食べて安心を取り戻したのか、盥でぐっすりな赤子の百鬼丸
+そんな赤子の前に白い紙で何かを記してる寿海
+おそらくそれは日記みたいなものかな
+すやすやと寝ている赤子を見た寿海はまるでお父さんのような顔でした
+思わずホロリと涙が浮かびそうでした。家族愛っていうのに弱いのよ、俺ぁ。・。(/Д`)
+それが百鬼丸と、そして寿海との出会いでした
+小説では赤子がついに寿海に対して“お父ちゃん”と呼ぶようになりました
+そんな赤子からの言葉を聞いた寿海は思わず幾度も幾度も心に蘇らせたそうです。
+“お父ちゃん”という言葉を何度も


+しばらくしてから何かを決意したのか、寿海は子供の遺体を集めるようになりました
+遺体と言っても四肢のみ。それ以外は全く持ってきませんでした
+またその遺体らも決して寿海がやったのではなく、戦や病で亡くなった子供の亡骸でした
+小説での琵琶法師のあまりにも現実的な加持祈祷や土ではない『土』、水ではない『水』という説明的な台詞に
  思わず『うまい・・・』と思ってしまいました
+手塚巨匠が描きなさった「どろろ」はかなり失礼なのですが、リアルさがなかったんです;
+見た目が、ではなく、赤子を人間にする方法が、です。
+義体は木で作られたと書いてありますが、同じ自然で生まれたとはいえ、木と肉体は全くの正反対だと思います
  根本的に成分やつくりが違うんで;;
  (木も人間も人工としてではなく、自然に生えたり、生まれたりしています)
+あ、でも成長するに従って何度も手術したっていうのは分かるかも・・・(つーか大変ですよね、何度もしないといけないし)
+だけどやっぱり木と肉体は違うと思いますし、無理さがあると思います。
+何より曲がることが出来ない。指の関節も同じく。神経や筋肉が繋がってないと曲がることもすらままないので
+あれっ、でも確か手塚巨匠は医学博士のはず?なら人間の仕組みは分かってるはずなのでは?・・・う、うーん?(混乱)
+んじゃあピノコは!?あれも木で作られたもの????(文庫読めや)
+駄目だ、素人な俺には全然説得力がないかも・・・つーかない orz
+と、とにかく(無理矢理話こじらせやがったよ、こいつ)、原作では人工的な義体となっておりますが、映画では子供の亡骸を
  使った自然に近い義体なので、どちらかと言えば映画の方がリアルっぽかったです、ハイ
+ちなみに余談ですが、百鬼丸やピノコが木によって作られたっていう辺りがピノキオに似てるだそうです


+話を戻します。(つーかいつも話をずらしてしまってスイマセン。手塚ファンの方もすいませんです;;)
+子供の亡骸を分解し、それを形に合わせて変える。
+それが心臓だったり、もしくは四肢だったり(心臓が動いた時はびっくりした;)
+そしてついに出来上がった義体を赤子だった百鬼丸につける時が来ました
+水槽が邪魔で見えなかったけど;; (『どろろ完全図絵』ではばっちり写ってました。確かにありゃちょっとグロテスクかも))
+映画では出てこなかった義体の作り方が小説ではかなり詳しく書かれていたので驚きました
+あと小説でなければ知ることがなかった寿海と赤子との会話を見て思わず感涙したり 。・。(/Д`)
+“ボウズ” “お父ちゃん” “頑張れ” “頑張って”
+泣・い・た!
+ようやく人の形になった赤子はしばし2年ぐらいは水槽の中で暮らすことに
+本を見ていた寿海が倅のことが気になって花を上げるというシーンが好きです・・!
+その瞬間から寿海と百鬼丸は本当の親子になったような気がしました
+あのわが子を売った醍醐なんかよりも





◆寿海と『百鬼丸』との運命◆


+それからしばらくしてから山中へ歩いている老人が現れます
+それが琵琶法師でした
+あやかしの気配を感じ取った琵琶法師はついに百鬼丸と出会います
+水槽の中にいる百鬼丸の周りにいた妖怪って餓鬼?(公式ではただの「あやかし」ですが(笑))
+群がるあやかしを追っ払った琵琶法師は寿海と出会い、ここでついに衝撃的な真実が明かされます
+醍醐のこと、『百鬼丸』という刀のこと、そして地獄堂のことも
+それを聞いた寿海は心にざわつきはじめます
+愛しい息子同然の百鬼丸を案じた寿海は『百鬼丸』を受け取った時から“鬼”となります
+厳しくしなければあの子は生きられない。非道にならなければあの子は殺される。
+それに対して苦しんでる寿海を見た琵琶法師は何も言わず去っていきました
+真っ暗な中でたくさんの蛍の中で歩む琵琶法師が切ないッス。・。(/Д`)
+残された寿海は水槽の中にいる百鬼丸に電流を流します(フランケン・・・?)
+そうすることによって2年間そこにいた百鬼丸がついにこの世で生を受けます


+目が覚ました百鬼丸の左腕に『百鬼丸』、そしてそれよりいくらか短い刀を右腕へ仕組む寿海
+右腕は手を鞘としてつけては、傷口が塞がって何の変哲のない手となる
+しかし左腕には右腕のより少し長めな『百鬼丸』があったため、まだ成長しきってない体を合わすためにつけなかったそうで
+そりゃ今の自分の手の長さより長めな腕を取り付けたら違和感が感じるもんなぁ;
+そして早速と訓練を始める寿海と百鬼丸
+まずは声の発音から
+百鬼丸の右手の平を自分の口に当てつけては、「あー」と声を出します
+俺も生まれつきで耳が聞こえなかったんで、そうやって発音の仕方を覚えてました
+だからそれが一番正解。紙に書くより、口真似するより、それが一番です
+「あ」と言えた百鬼丸は「い」や「う」も問題なく言えました
+そんな倅を見て満足した寿海は立ち上がっては、コツン・・・と自分の額を倅の額と合わせます
+このシーン、本当に重かったです。・。(/Д`) これからのことを考えると・・・・うぅっ


+あれから何年後たったのだろう。
+当時赤子だった百鬼丸が少年となり、身体中に慣れ、人間らしい動きさも出来るようになった
+そんな彼をずっと見ていた寿海は百鬼丸に刀の捌きを教えます
+自分が見本となれば、お互い対決する時もある
+小説では「痛み」を教えるために百鬼丸の刀で自分の腕を突き刺さっては共感させたこともありました
+炎の恐ろしさも身にもって教えることも。
+寿海さん、あなたは本当に息子思いだよ・・・!。・。(/Д`)
ちなみにかなりの余談ですが、その時に子百鬼が迷子になった子どろと会ったと妄想しとりますvv
そしてあわよくばお互いの親である子百鬼の父ちゃん・寿海と子どろの父ちゃん・火袋と母ちゃん・お自夜との出会いも・・・!
+すいません、すいません、せっかくの名シーンに余計なことを言ってしまって・・!(なら言うなや)


+そのような日々が流れ、少年から青年となった百鬼丸は数多の薪を背中で背負いながら家へと帰ります
+すると中には喀血を吐いて倒れている父の姿が!
+え・・・?煤i゜Д゜;)
+驚きを隠せない百鬼丸は急いで寿海の元へ
+そして百鬼丸は寿海の手を取り合った瞬間、今までのことを知ることになる
+自分が赤子だった頃、人間となった自分、そして醍醐のことも
+何故醍醐が出てくるのか分からんけど、ともかく百鬼丸は寿海は自分の父親ではないと知らされます
+血を吐きながらもかじろうて水槽から取り出した左腕を百鬼丸につける
+これで百鬼丸はどこからみてもただの青年となった
+「ここを焼け」と共に命を絶った寿海
+「お父ちゃんっ!」と泣けない百鬼丸は項垂れる寿海を力強く抱きしめます
+百鬼丸・・・。・。(/Д`)
+長い間共に暮らした思い出が詰まった小屋が炎に囲まれる
+ここしか居場所がなかった百鬼丸は絶望を感じ、また寿海は忌み嫌う戦争に渡らぬよう、術を完全消滅することを望んでいた
+なんという複雑な思いがそこに漂っていました
+あまりの衝撃に耐えられなかった百鬼丸はその場で崩れます
+これが本当に痛い光景でした
+同時に寿海が死んだことにショックを隠しきれませんでした
+原作やゲームも死ななかったもんですから
+でも寿海が死したことによって、百鬼丸が残ったものや帰る場所がなくなったことが痛いほど伝わったから
  これはこれで新鮮な気がしました
+でもこれはマジで辛いんですけど・・・!! orz


+数時間後
+夜から朝日を向かえた頃、百鬼丸の家はもは炎によって崩れ落ちていた
+これで帰る家も居場所もなくなった
+それを心底から認めたくはなかった百鬼丸だったが、とりあえず・・・というかのように立ち上がってその場から去ろうとする
+すると焼け落ちた小屋から『・・・百鬼丸・・・』という音が聞こえた!
+それを『聞いた』百鬼丸はダダッと小屋の中へ
+声はどこから発するのか分からない百鬼丸はあちこちの方向へと振り向くしかなかった
+あと余談ですが、その声の招待は地獄堂にいたお坊さんらしいようです
+原作ではそういうのはあんまり明かさなかったので驚きました 煤i゜Д゜;)
+48の魔物によって48箇所を奪われたと知った百鬼丸はある決意をします
+それは48の魔物を倒して、自分の体を取り戻すこと
+そうして百鬼丸は48の魔神を探すために旅に出たという
+そしてある村でどろろと出会ったのだ







* * * * * * * * * * * * * * * * * * * 







+静かに、そして重く語る琵琶法師に沈黙を保つどろろ
+これで百鬼丸の過去、身内、そして正体を知った。これからのことも。
+琵琶法師から聞いたどろろは前よりも百鬼丸に興味を抱き始めます
+と、そこで別のおっさんがやってきてはどろろに怒鳴りかかる
+どうやらちんぴらとは他に何かを盗んだっぽい
+さすがは盗賊どろろだ!煤i^ω^;) アナドレヌェー!
+おっさんは何かを返せ!と言ってきたので、「しつっけぇな・・・!?解ったよ、返すよ、返しりゃいいんだろ!?」と、
  懐から路銀を取ってポイッと投げます
+それを受け取ったかと思えば、いつの間にか路銀に釘らしきのが入ってたのか、それに突き刺さってしもーたおっさん
+うっわ、痛そーだ;;
+隙も与えてやらねぇっ!とその場で飛んではおっさんへ蹴りをお見舞いする活発などろろ!
+いいねぇ、そーゆーのが好きだわーvvv
+そして気絶しても蹴りを繰り返す彼女を見た琵琶法師は金銭を頂くと言わんばかりに手を出します
+けど払わんどろろ(笑)
+同時にどろろは百鬼丸の左腕にある『百鬼丸』に興味を示したらしく、こうしてどろろは次の獲物へと向かうのでした






◆百鬼丸とどろろ◆



+見栄えのいい巨大な崖が左右に存する寂れた街道へと切り変わります
+そんな場所でたった一人だけ歩む百鬼丸
+と、そこで人の気配を感じたらしく、足を止めます
+同時に向こうにあった、「道祖神」という古びた祠へと凝視します
+じっとこっちを見るだけで何も言わない百鬼丸に痺れを切らしたのか、ついに祠からどろろが出てきました
+まるで怒られたような歩みで
+沈黙のまま、じっとお互いを見つめる百鬼丸とどろろ
+そ、それを見るだけでも高揚感が高まるんですけど・・・!!(*ノ´Д`) キャッ (←きもい)
+元々じっとしていられるのを好まないどろろは早速と本件へと入ります


+どろろ「ようっ、ようようようっ!

      (太鼓を叩きながら)はーい、あンなたのおン名前、なってぇ〜の?」





+か、かわい・・・っ!(鼻血ブッ!!)





+リズムに乗ってテンポよく太鼓を叩くどろろがめちゃくちゃ可愛いですよ・・・!
+それでもだんまりな百鬼丸ー
+うぬっ?!
+それでもめげねぇ!と言わんばかりにまたもや「あンなたのおン名前なってぇ〜の?」と踊りますvv
+萌・え・死・な・す・気・で・す・か?(心臓バクバク)
+それでもだんまりな百鬼丸
+・・・・もしかして内心は(ちきしょう可愛いじゃねぇか名前はなんていうんだろうなぁ)と思ってるのですか?(違います)
+とにかく、寡黙な彼を見たどろろはムッとして、太鼓を叩くのをやめます
+すると百鬼丸はどろろに向かって「・・・女か」とつぶやきます
+考えてみればやっぱり原作とゲームとはほとんど違いますよね
+どろろの正体(実は女)がバレるのは原作では百鬼丸が目を取り戻した時。
+ゲームは実はよく分からないです; ただ目ン玉を取り戻したら「お前、可愛い顔をしてるな」って言ってましたけどね
+それが映画だとまだ目を取り戻してない百鬼丸がすぐに正体ばれるんですよ
+オウッ、これは新しいパターンがあるんじゃないかって楽しくなっちゃうンじゃないですか!(目キラキラ)
+ともかく、「女か」と言われたどろろは「はぁ!?」と不満そうな声をあげます
+同時に「俺は男だ!ほらよっ!」と着物を肌蹴ます
+それを見た俺は思わず「えっ!?」と驚きましたよ、ええ;;
+そこまでするほど女だと意識してないんだと思っちゃいましたので
+でも小説ではサラシをきつく巻いてたらしいので、完全に胸を見せることはなかったそうで
+それを知った俺は「・・・ちぇっ」と残念がってたり
+そして何より残念がってたのはきっと百鬼丸さんなんですよ、きっと!!
+今はどろろを意識しなくとも、その後には意識するようになって「なんであの時に目を取り戻さなかったんだ・・・っ!」と
  悔しがるようになるんですよ、絶対ッ!
+ああ、あのヤシガニ蜘蛛戦の時に取り戻した部位が右脚じゃなく、目だったらなぁ・・・。片目だけでもいいから。
+いかん、いかん、またもや妄想の域へ入り浸ってしまったワ
+話を戻し、サラシをきつく巻いた胸を表したどろろに対して、百鬼丸は興味なさげにあちらの方へと歩みます
+去ろうとする彼を見て慌てたどろろも追いかける
+どろろ、ずっとおしゃべりしまくりんぐvv
+と、そこでお互いの名前を聞きます。しかし二人とも決まった名前を持ってはいなかった
+百鬼丸の「ボウズ。倅。百鬼丸。どろろ」という言葉をどろろは『どろろ』という語呂に気に入ります
+同時にどろろが百鬼丸に『百鬼丸』と名付けます
+こうして百鬼丸は『百鬼丸』、どろろは『どろろ』という、この世に生まれて改めて名乗った瞬間でした
+改めて名前を呼んだどろろは早速と本題へと入ろうとしています
+それは百鬼丸の左腕にある『百鬼丸』を頂くこと
+百鬼丸はそれが気に入らず、咄嗟に『百鬼丸』を彼女の喉へ突き出します
+あまりの行動に硬直したどろろと外した左腕をとっては向こうへと歩む百鬼丸
+うっわ、本当に二人とも最悪ですな;;
+それでも挫けないどろろは「・・・つわれて、畏まりましたなんて盗っ人はねぇよ。俺ァ絶対そいつを頂くかんな!」と
  百鬼丸に向かって叫びます
+ふんっと鼻であしらうどろろが勇ましくて好きですvv
+こうして百鬼丸とどろろの奇妙な二人旅が始まるのでした。









◆コメント◆
+はいっ、とりあえずここで【1】は終了です。
+序盤なのにかなり時間かかってしまった・・・;
+でもこっからは百鬼丸とどろろとの二人旅が始まるから楽しみスvv
+もし間違いなどがございましたらご連絡くださいませー。





  
                                        

   




すれ違いな二人。けどその後運命的な再会を果たす

まだ「百鬼丸」とは名乗ってなかった百鬼丸とまだ「どろろ」とは名乗ってなかったどろろ